株式会社AKINAI 株式会社AKINAI
空き家管理

コラム

公開日:2026年7月22日(最終更新日:2026年8月3日) 空き家

空き家のネズミ対策を徹底解説!発生原因・駆除方法・予防策まで紹介

空き家のネズミ対策を徹底解説!発生原因・駆除方法・予防策まで紹介

空き家は人の出入りが少なく、老朽化による隙間や放置された荷物などが原因でネズミが住み着きやすい環境です。放置すると建物の劣化や火災、衛生被害、近隣トラブルにつながる恐れがあります。この記事では、空き家にネズミが発生する原因や効果的な駆除・予防方法、継続的な管理のポイントまでわかりやすく解説します。

空き家にネズミが発生する原因

空き家は、人が暮らしている住宅に比べてネズミが発生しやすい環境が整っています。なぜ空き家にネズミが住み着いてしまうのか、その主な原因を3つの視点から詳しく解説します。

人の出入りがないことで起こる環境の変化

人が住んでいない空き家は、ネズミにとって非常に安全な場所です。ネズミは警戒心が強く、人間の足音や生活音、突然の光などを嫌います。しかし、人の出入りがなくなると、これらの脅威が一切消え去ります。また、天敵となる猫やイタチなどの侵入も防ぎやすいため、ネズミにとって格好の隠れ家となります。静かで暗く、人間の活動による妨げがない環境は、ネズミが安心して巣を作り、繁殖を進める最適な条件となってしまいます。

食べ物やゴミが残っているケース

空き家になった直後や、定期的な片付けが行われていない場合、室内に食べ物やゴミが残されていることがあります。仏壇に供えられたままの食品や、キッチンに残された調味料、缶詰、乾物などは、ネズミの格好のエサになります。また、食べ物そのものだけでなく、生ゴミの臭いや、段ボール、新聞紙といった巣の材料になるゴミが放置されていることも原因です。ネズミはわずかなエサや巣作りの材料があるだけで、長期間住み着くようになります。

侵入経路となる隙間や老朽化

空き家は管理が行き届きにくいため、時間の経過とともに建物が老朽化していきます。老朽化が進むと、外壁のひび割れや、屋根瓦のズレ、床下の通気口の破損などが生じやすくなります。ネズミはわずか1.5センチメートルほどの隙間があれば、簡単に建物内へ侵入することができます。また、配管の導入部分や換気扇の隙間なども、侵入経路として狙われやすい場所です。修繕されないまま放置された隙間や穴が、ネズミの自由な出入り口となってしまいます。

空き家のネズミ対策3選

空き家に住み着いたネズミを放置すると、建物の劣化や衛生被害が広がってしまいます。被害を最小限に抑えるために、効果的なネズミ対策を3つ紹介します。状況に合わせて最適な方法を選びましょう。

侵入経路を塞ぐ対策

ネズミ対策の基本は、新たなネズミを家の中に入れないことです。ネズミはわずか1.5センチメートルほどの隙間があれば、簡単に侵入することができます。

まずは、建物の基礎にある通気口や、壁のひび割れ、配管の隙間などを探しましょう。隙間を見つけたら、ネズミにかじられない素材で塞ぐことが重要です。金属製の防鼠ネットや、目の細かい金網、スチールウール、専用のパテなどを隙間に詰め込んでしっかりと塞ぎます。

市販の駆除グッズでネズミ対策

すでに家の中にネズミが入り込んでいる場合は、市販の駆除グッズを活用して追い払う、または捕獲する方法が有効です。ドラッグストアやホームセンターで手軽に購入できるため、自分で対策を始めたいときに向いています。

アース製薬やフマキラーの商品活用

日本の代表的なメーカーであるアース製薬やフマキラーからは、さまざまなネズミ対策商品が販売されています。例えば、ネズミが嫌がるハッカやハーブの香りで追い払う忌避剤(きひざい)があります。スプレータイプや、置いておく固形タイプなどがあり、空き家に立ち寄った際に設置するだけで手軽に対策ができます。

また、粘着シートを使って物理的に捕獲するシートや、ネズミに毒を食べさせて退治する殺鼠剤(さっそざい)なども効果的です。使用する際は、商品の説明書をよく読み、安全に取り扱いましょう。

専門業者へ依頼するネズミ駆除

「自分で対策をしても効果が出ない」「空き家が遠方にあって何度も通えない」という場合は、ネズミ駆除の専門業者に依頼するのが最も確実です。

専門業者は、ネズミの通り道や侵入経路を正確に見極め、専用の機材や薬剤を使って徹底的に駆除してくれます。さらに、駆除後の死骸の処理や、菌が繁殖しやすいフンの清掃、消毒、再発防止のための侵入経路の閉鎖まで一貫して任せることができます。費用はかかりますが、手間をかけずに確実にネズミ問題を解決したい場合におすすめです。

空き家のネズミ駆除方法と手順

空き家でネズミを効果的に駆除するためには、正しい手順に沿って進めることが大切です。まずは現状をしっかりと把握し、安全に配慮しながら駆除を行い、最後にきれいな状態に戻すという一連の流れを意識しましょう。

被害状況の確認方法

駆除を始める前に、まずはネズミがどこに潜んでいて、どのくらいの被害が出ているかを確認します。ネズミが活動した跡は、駆除を進める上での重要な手がかりになります。

具体的には、部屋の隅や押し入れの中に小さな黒い糞が落ちていないか、柱や壁、電気コードなどにかじられた跡がないかを探します。また、ネズミは体が汚れているため、通り道となる壁沿いや柱の隙間に黒ずんだ汚れが残ることがあります。これらの目印を見つけることで、ネズミの通り道を特定しやすくなります。

安全に駆除を進めるポイント

空き家での駆除作業は、普段人が住んでいないからこそ、周囲への配慮と安全対策が必要です。粘着シートやネズミ用の駆除剤を使用する場合は、特定した通り道に設置します。ただし、駆除剤を置く際は、近隣の飼い犬や飼い猫、野生の動物が誤って口にしないよう、設置する場所に十分注意してください。

また、駆除剤を食べて死んだネズミをそのまま放置すると、強い悪臭を放ち、ダニや虫が発生する原因になります。設置した後は定期的に空き家を訪れ、死骸の回収やシートの確認を行うことが重要です。

再発防止のための清掃と管理

ネズミの姿が見えなくなったら、最後に徹底的な清掃と除菌を行います。ネズミの糞尿には病原菌やダニが含まれている可能性があるため、作業時は必ずマスクとゴム手袋を着用してください。

糞尿をきれいに取り除いた後は、アルコールなどでしっかりと消毒します。ネズミの排泄物の臭いが残っていると、その臭いに誘われて別のネズミが入り込む原因になるため、消臭も欠かせません。清掃が終わったら、再びネズミが入り込まないように、見つけた隙間や穴を金属製のネットや補修材などで頑丈に塞ぎ、清潔な状態を保ちます。

空き家でネズミ被害を放置するリスク

空き家にネズミが住み着いたとき、「誰も住んでいないから大丈夫」と放置してしまうのは非常に危険です。ネズミの被害は時間が経つほど深刻になり、建物だけでなく周囲にも大きな悪影響を及ぼします。ここでは、空き家のネズミ被害を放置することで発生する3つの大きなリスクについて解説します。

建物の劣化や火災リスク

ネズミには、一生伸び続ける前歯を削るために、常に硬いものをかじる習性があります。空き家の中で柱や壁、床、断熱材などをかじることで、建物の強度が低下し、劣化が急速に進んでしまいます。

さらに恐ろしいのが火災のリスクです。ネズミが壁の裏などにある電気配線をかじると、コードが破れてショートし、火災が発生することがあります。誰も住んでいない空き家で火事が発生すると、発見が遅れて周囲を巻き込む大火事になる危険性が極めて高くなります。

近隣トラブルへの発展

空き家の中でネズミが繁殖すると、その被害はその家の中だけにとどまりません。ネズミは餌や新しい住処を求めて、隣り合う住宅へと移動を始めます。

「隣の空き家からネズミが逃げてきて、自分の家に入ってきた」「ネズミの足音や鳴き声がうるさい」といった苦情が近隣住民から寄せられ、大きなトラブルに発展するケースが少なくありません。ご近所との良好な関係を壊してしまう原因になります。

衛生面や健康被害の問題

ネズミは非常に不衛生な野生動物であり、その体には多くのダニやノミが寄生しています。ネズミが動き回ることで、これらが室内にばらまかれ、アレルギーを引き起こす原因になります。

また、ネズミの糞や尿には、人間に害を及ぼす病原菌が数多く含まれています。放置された糞尿が乾燥して空気中に舞い上がり、それを吸い込むことで健康を害するリスクがあります。さらに、ネズミの死骸が放置されれば、激しい悪臭が発生するだけでなく、ハエやウジなどの害虫が大量発生する原因にもなります。

空き家の解体時に注意したいネズミ対策

空き家を解体して更地にする際、実は「ネズミ対策」が非常に重要な作業となります。何も対策をせずに解体工事を始めてしまうと、思わぬトラブルに発展することがあります。ここでは、解体時に注意すべきネズミ対策のポイントを解説します。

解体前に駆除を行う重要性

空き家を解体する前にネズミを駆除しておく最大の理由は、近隣住民への被害を防ぐためです。解体工事が始まると、大きな音や激しい振動に驚いたネズミが一斉に建物の外へ逃げ出します。逃げ出したネズミは、エサや新しい住処を求めて、近隣の住宅や店舗へと大移動してしまいます。これにより、近隣の家でネズミが発生し、大きな近隣トラブルに発展するケースが少なくありません。

また、一部の自治体では、建物の解体工事を行う前にネズミの生息調査や駆除を行うことを、条例や指導によって義務付けている場合もあります。周囲に迷惑をかけず、スムーズに工事を進めるためにも、解体前の駆除は欠かせない準備です。

解体業者との連携ポイント

解体工事を依頼する際は、事前に解体業者へネズミの生息状況を伝えておくことが大切です。空き家の中にネズミがいることを事前に共有しておくことで、業者側も対策を考慮した工事の予定や手順を検討しやすくなります。

解体業者の中には、提携している専門 of ネズミ駆除業者を紹介してくれるところもあります。自分自身で駆除業者を探す手間が省けるため、まずは解体業者に相談してみるとよいでしょう。また、駆除作業には一定の期間が必要となるため、解体工事が始まる少なくとも数週間前から1ヶ月前には駆除を完了できるよう、計画的に予定を調整することがポイントです。

ネズミの拡散を防ぐ方法

ネズミが近隣へ拡散するのを防ぐためには、解体工事の前に建物内のネズミを「一掃」しておく必要があります。具体的には、粘着シートなどの捕獲器(罠)を設置したり、殺鼠剤(毒エサ)を使用したりして、あらかじめネズミの数を減らしておきます。

通常のネズミ駆除では、駆除後に新たなネズミが入り込まないよう「侵入経路を塞ぐ工事」を行いますが、解体予定の建物の場合は、最終的に取り壊すため侵入経路を塞ぐ必要はありません。そのため、一般的な駆除作業に比べて費用を抑えられる傾向があります。工事が始まる直前までしっかりと罠や薬剤を設置し、ネズミを外へ逃がさないように徹底して管理することが拡散防止につながります。

空き家のネズミ対策を継続する管理方法

空き家でのネズミ被害を防ぐためには、一度駆除や対策を行っただけで安心せず、その状態を長く維持することが重要です。ここでは、ネズミが寄り付きにくい環境を保ち続けるための具体的な管理方法について解説します。

定期的な見回りと換気

空き家にネズミが住み着く大きな原因の一つが、人の出入りがなく静かな環境が保たれてしまうことです。月に1〜2回程度は定期的に空き家を訪れ、人の気配を感じさせることが効果的な対策になります。

見回りの際には、すべての窓やドアを開けて風を通し、建物内の湿気を取り除きましょう。湿気が多く薄暗い場所はネズミが好む環境です。また、押し入れや床下、屋根裏などにネズミの糞(フン)や、柱がかじられた跡がないかを毎回確認し、早期発見に努めることが大切です。

管理サービスの活用

空き家が遠方にあったり、忙しかったりして、自分自身で定期的な見回りを行うことが難しい場合もあります。そのようなときは、専門の空き家管理サービスを利用するのがおすすめです。

空き家管理サービスでは、定期的な換気や簡易清掃、建物の破損状況の確認などを代行してくれます。ネズミの侵入経路になりそうな隙間ができていないかもプロの目でチェックしてもらえるため、被害を未然に防ぎやすくなります。費用はかかりますが、建物の価値を維持し、ネズミ被害を防止するための有効な手段です。

防犯対策とあわせた管理

空き家のネズミ対策は、防犯対策と同時に行うことでより高い効果が期待できます。庭の雑草が伸び放題になっていたり、郵便受けにチラシが溜まっていたりすると、外から見て管理されていない空き家であることが一目で分かってしまいます。

雑草はネズミの格好の隠れ家や移動経路になるため、定期的に草刈りを行い、見通しを良くしておきましょう。また、郵便受けのチラシを整理し、防犯カメラやセンサーライトを設置するなどの防犯対策を行うことは、ネズミの侵入を防ぐだけでなく、放火や空き巣の防止にもつながります。

空き家のネズミ被害は、放置すると建物の寿命を縮めるだけでなく、近隣住民とのトラブルや健康被害など、多くのリスクを引き起こします。まずは侵入経路を塞ぐなどの基本的な対策を行い、必要に応じて市販の駆除グッズや専門の駆除業者を頼ることが大切です。大切な資産である空き家を守るために、適切な対策と継続的な管理を心がけ、ネズミの出ない安心な環境を維持していきましょう。

まとめ

空き家のネズミ対策は、侵入経路を塞ぐことと、定期的な見回り・清掃を続けることが重要です。被害が広がる前に市販の駆除グッズや専門業者を活用し、建物の管理を徹底しましょう。解体予定の空き家でも事前の駆除が欠かせません。適切な対策を継続することで、大切な資産を守り、近隣への被害防止にもつながります。

LINEでも空き家の活用診断できます

STEP 01

LINEで友だち追加

STEP 02

建物の写真を送信

STEP 03

活用提案が届く!

公式LINEで診断を開始する

\ 空き家のこと、まずは話してみませんか?/

あなたに合った 解決策 を一緒に見つけます。

専門スタッフが丁寧にお話を伺い、最適なご提案をいたします。

  • 相談・査定無料
  • 石川県全域対応
  • まるごとサポート
無料で相談・見積をする
お問い合わせはこちら